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マツダ、2008年度第1四半期決算を発表
-グローバル販売台数は前年比11%増で商品主導の成長を継続-
【2008年度第1四半期(4月~6月)の概要】
マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、2008年度の第1四半期(2008年4月~6月)の業績を発表した。
第1四半期のグローバル販売台数は、『Mazda2(日本名:マツダ デミオ)』、『Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)』、『Mazda6(日本名:マツダ アテンザ)』が好調で前年比11%増の35万8千台となった。連結売上高は前年比5%減の7,718億円(会計基準変更の影響を除けば実質5%増)となった。連結営業利益は原材料高騰や米ドル安などの影響を受けて同12%減の283億円となった。連結経常利益は主に為替予約の結果、および持分法利益を反映して前年比8%増の229億円となり、連結当期利益は150億円(会計基準の影響を除くと43%増)となった。
地域別主要市場における販売台数は、日本を除くすべての市場で前年実績を上回った。北米では、米国での市場構造の変化もあり『Mazda3』の販売が引き続き好調で前年比3%の増加を達成したほか、メキシコも引き続き好調で、北米市場全体では前年実績を上回る10万9千台となった。欧州では新型『Mazda2』の3ドアハッチバックとディーゼルエンジン車、『Mazda CX-7』および『Mazda3』が台数増に貢献し、前年比20%増となる9万3千台となった。中国では新型『Mazda2』に加え、『Mazda3』の5ドアハッチバック、『Mazda5』の投入により3万3千台となり、2倍を越える伸びを達成した。その他市場では新型『Mazda2』や『Mazda CX-9』が貢献し、前年比9%増の6万9千台となった。国内では既存車種の減少が新型『マツダ デミオ』、新型『マツダ アテンザ』の新車効果を上回り、前年比4%減の5万4千台となったが、7月に導入した新型『マツダ ビアンテ』は、発売前に3千台の受注をいただいており、今後の販売に勢いをつけていく。
マツダのデービッド・イー・フリードマン代表取締役専務執行役員兼CFOは「第1四半期はビジネス環境が悪化したにもかかわらずグローバルで好調な販売となった。依然好調を維持しているMazda3/アクセラに加え、新型Mazda2/デミオ、新型Mazda6/アテンザが広くお客様に受け入れられ、特に欧州・中国が成長を牽引した。引き続き商品主導の着実な成長を目指していくが、為替相場、原材料価格、市場構造の変化などが不透明な状況にあるため今期の見通しについては据え置く」と語った。
【2008年度 通期見通し】
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